焼き芋におすすめのさつまいもはこれだ!糖度の高い品種を徹底解説
種類豊富なさつまいもですが、焼き芋にするにはどの種類を選べば良いのでしょうか。せっかくなら糖度が高いものを選びたいところですが、さつまいもの名前だけを聞いてもよく分かりませんよね。今回は、焼き芋にぴったりのさつまいもについて詳しく紹介します。
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糖度が高いさつまいもを焼き芋に
さつまいもは元々糖度が高いものから、加熱することでさらに糖度がアップするものまでさまざまです。昔懐かしい焼き芋はホクホクして優しい甘さという印象ですが、最近人気の焼き芋は糖度が高く、甘くてねっとりしたものが増えています。ここでは、おすすめしたいさつまいもを「ホクホク系」と「ねっとり系」に分けてご紹介します。
昔ながらのホクホク系さつまいも
昔からある焼き芋といえば、ホクホクした食感が印象的です。加熱すると水分がたくさん飛ぶために得られる食感で、ほっくりとした懐かしい甘さが広がります。
鳴門金時
主に西日本で流通している「鳴門金時」は、徳島県の特定の地域のみで生産されています。焼き芋にすると昔ながらのホクホク食感を味わうことができます。生の「鳴門金時」は、皮はムラがないきれいな紅色をしていて、実の部分はクリーム色ですが加熱すると黄色味が強くなります。糖度は約13度で、やや低めの温度でじっくり焼き上げると美味しく仕上がります。
紅あずま
関東を中心に栽培されている「紅あずま」も、ホクホク系のさつまいもとして人気があります。皮の部分は濃い赤紫色、実の部分は黄色で、繊維質が少ないため栗に近い食感が得られると評判です。糖度は約14度で、しっかりした甘さの中に上品さがあるのが特徴です。貯蔵しておくとしっとりしてくるため、焼き芋だけでなく、ふかし芋やてんぷらなどにもおすすめです。
甘さ際立つねっとり系さつまいも
近年、食感に滑らかさがあるねっとり系の焼き芋が人気になりました。糖度の高いさつまいもを使っているため、際立つ甘さが特徴で、スイーツを食べているような気分になれます。
紅はるか
はるかに甘いという意味が込められた「紅はるか」は、2010年に登録された新しい品種のさつまいもです。赤紫色の皮をしていて、甘味が強くて糖度は約30度、焼き芋では最も糖度が高く約60度になります。
掘ったばかりの「紅はるか」は、全く甘味がなく繊維質が強くてあまり美味しくありません。しかし、数ヵ月間、適切な温度や湿度の中で貯蔵すると、糖化が進んでトップクラスの甘味としっとり感が得られます。糖化した「紅はるか」で作った焼き芋は蜜が滴る甘い仕上がりになり、焼き方によっては皮までとろとろになります。
安納芋
鹿児島県種子島の特産である「安納芋」は「安納こがね」と「安納紅」の2つの品種の総称で、1998年に登録されています。実の部分はどちらもオレンジ色をしていますが、皮の部分は「安納こがね」が淡黄色、「安納紅」が赤褐色です。加熱すると蜜が溢れ出て、濃厚でねっとりした食感になります。糖度は約20度、焼き芋にすると約40度になるため、甘味の強い焼き芋にぴったりの品種です。
ひめあやか
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が育成した「ひめあやか」は、従来のさつまいもよりも小ぶりなサイズと、加熱した時の実の色が鮮やかなことが特徴です。1個200g以下のものがほとんどですが、小さくでも繊維が気にならず、糖度が13度としっかりした甘味があります。焼き芋にすると、濃厚な甘みとねっとりとしっとりの両方の食感が味わえると評判です。
自分好みのさつまいもを選んで美味しい焼き芋を食べよう
種類豊富なさつまいもは、品種によって糖度も食感も異なります。昔懐かしい甘さ控えめの焼き芋が好みなら「ホクホク系」を、スイーツのような甘さの焼き芋が食べたいなら「ねっとり系」を選ぶと良いでしょう。今回の記事を参考にして、自分好みのさつまいもで作った焼き芋を食べましょう。
紅はるか・さつまいも専門店|Happy Farm
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