さつまいもの優しい甘さとバターのコクが美味しいスイートポテトは、さつまいもを使ったおやつの中でも人気の一品。スイートポテトは美味しいだけではなく、栄養価が高い、子どもと一緒に作ることができるといったメリットから、親子でぜひ手作りしてみたいおやつです。そこで今回はスイートポテトの作り方や、美味しく作るためのコツをご紹介します。

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スイートポテトが子どもへの手作りおやつにおすすめの理由

様々あるおやつの中でも、スイートポテトは子どもへの手作りおやつにぴったりです。その2つの理由をみてみましょう。

栄養価が高い

成長途中である子どもは、おやつからもしっかりと栄養を摂らせてあげたいもの。スイートポテトの原料であるさつまいもには、腸内環境を整える働きをする食物繊維が豊富な他、塩分の摂り過ぎを防ぐ効果が期待できるナトリウムや、糖質の代謝を助けるビタミンB1などが含まれています。

 

また、加える牛乳やバターなどの乳製品には健やかな成長に欠かせないタンパク質が豊富。スイートポテトは子どもはもちろん、大人にも嬉しい栄養素がたくさん含まれたおやつなのです。

子どもと楽しみながら作ることができる

お菓子作りや料理を子どもと楽しむ時間は楽しいものですが、刃物や火で怪我をしないか心配な点もあります。スイートポテトは材料を潰したり混ぜたりと、子どもでも安全にできる工程が多くあるので、子どもと安全に料理を楽しむことができますよ。

 

子どもにも料理に参加してもらうことで、親子のコミュニケーションが取れるだけではなく、子どもが達成感を得られたり、食べ物のありがたみを感じたりと成長にもつながります。

スイートポテトの作り方

スイートポテトの材料と作り方を見てみましょう。

材料・用意するもの

 

• アルミカップ
• さつまいも（小2本、または大1本程度）
• 卵黄（1つ分）
• 牛乳、または豆乳（50cc）
• 砂糖（15g）
• バター、またはマーガリン（30g）
• 塩（ひとつまみ程度）

 

作り方

 

1. さつまいもは皮をむき、厚さ1cm程度の輪切りにする
2. さつまいもを水に少々さらした後、皿に平らに並べてラップをしてレンジ（600w）で5分程度加熱する。加熱時間は芋の量や厚さによって変更する。加熱後、つまようじや竹串を刺してみてスッと通ればOK
3. さつまいもをボウルに移してマッシャーやスプーン、麺棒などで細かく潰す
4. さつまいもに牛乳・砂糖・バター・塩を入れてしっかりと混ぜる
5. 好きな形に整えた後、アルミカップに乗せて卵黄を塗り、トースター、または200度に温めたオーブンで7～10分程度焼く
6. 卵黄に焼き色が付いたら完成

 

美味しいスイートポテトを作るコツ

コツを押さえることで、スイートポテトをぐんと美味しくさせることができます。どのコツも簡単にできるものなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さつまいもは「しっとり・ねっとり系」を使う

一口にさつまいもと言ってもその種類は大変多く、種類によって味や食感は大きく異なります。それらのさつまいもをざっくり分類すると「ホクホク系」「ねっとり系」「しっとり系」の3つに分かれます。スイートポテトは牛乳やバターを加えて滑らかな食感を作るため、より口当たりが滑らかになりやすい「しっとり・ねっとり系」の芋である「紅はるか」がおすすめです。

皮はしっかりと取り除く

スイートポテトを作る際、さつまいもに皮が残っていると口当たりが悪くなってしまいます。また、皮の下にはアクの成分が固まっており、アクが残っていると渋みを感じる原因になります。そのため、皮をむく際は表面だけではなく、分厚めにむいてアクもしっかり取り除くようにしましょう。

さつまいもの種類に合わせて砂糖の量を調節する

さつまいもには種類や産地、育て方によって糖度が異なります。しっかりと甘みのある芋であれば、砂糖を加えずとも芋だけで十分に甘いスイートポテトを作ることができます。スイートポテトを作る際は、その日に使う芋の糖度に合わせて砂糖を調節するようにしましょう。

親子でスイートポテト作りを楽しもう！

甘くて美味しいスイートポテトは、栄養価も豊富で子どもと手作りするのには最適なおやつです。ぜひ今回ご紹介したコツも使って、親子でスイートポテト作りとおやつ時間を楽しんでくださいね。