外はカリッ、中はホクッとした食感と、こっくりとした甘みが美味しい大学芋は、子どもから大人まで大好きなおやつですよね。大学芋は手軽に作ることができるので、子どもと手作りしておやつ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。今回は大学芋の作り方をご紹介します。また、食感の変え方も解説するので、親子で好みの食感を探してみてくださいね。

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大学芋はおかずにもぴったりの万能おやつ！

大学芋はおやつのイメージがありますが、餡にしょうゆを混ぜれば甘じょっぱい味わいが絶品のおかずにもなります。大学芋の材料であるさつまいもには、食物繊維やビタミンB1など豊富な栄養が含まれているので、大学芋を作る際は少し多めに作っておいて、食事のおかずに出したり、子どものお弁当に入れてみたりしてはいかがでしょうか。

大学芋の作り方

大学芋の材料と作り方を解説します。

材料・用意するもの

大学芋を作る際に必要な調理器具や材料は以下の通りです。

 

• さつまいも（1本）
• サラダ油（大さじ1）
• しょうゆ（大さじ1/2）
• みりん（大さじ2/3）
• 砂糖（大さじ1/2）
• 黒ごま（適量）

 

作り方

 

1. さつまいもは乱切りにする
2. 芋を皿に盛り、ラップをかけない状態で電子レンジ（500W）で1分半加熱する（余分な水分を飛ばすため）
3. 鍋に油を入れて弱火でじっくり芋を炒める。最後は高温で仕上げる。火が通ったらいったん皿に取り出す
4. 鍋にしょうゆ・みりん・砂糖を入れて煮詰め、飴状になったら芋を戻して絡める
5. ごまを散らして完成

 

カリッと派？やわらか派？食感の変え方

大学芋の表面はカリッとしたものが多いですが、全体的にしっとりとやわらかい方が好みという人もいるでしょう。特に小さい子どもがいる場合、カリカリよりも柔らかい方が好まれることもあります。そこでここでは大学芋の食感の変え方をご紹介します。大学芋を作る際、親子で好みの食感になるように試してみてくださいね。

カリッとさせるコツ

大学芋の表面をカリッとさせる2つの方法をご紹介します。

氷水に入れて餡を冷やす

大学芋のカリッとした食感は、表面にかけられた餡によるものです。餡は熱い状態ではトロトロしていますが、さつまいもを揚げて餡に絡めた後、氷水に入れて一気に冷やすことでカリッとさせることができます。氷水で冷やす際、芋を数個まとめて入れてしまうと餡が引っ付いて塊になってしまうので、バラバラになるようになるべく一つずつ入れましょう。

芋は最初は低温、最後は高温で揚げる

カリッとした食感を作るには、餡だけではなく芋自体もしっかり揚げることが重要です。作り方で説明したように、最初は低温でじっくりと中まで火を通して最後に高温で仕上げることで、中はホクホク、外はカリッとした食感に仕上がります。

やわらかく仕上げるコツ

全体的にやわらかい食感にしたい場合の2つの方法を見てみましょう。

ハチミツ・水あめを使う

絡める餡にハチミツや水あめを使うことで、冷めてもトロトロのままの餡を作ることができます。ハチミツや水あめを使う場合でも、作り方に大きな差はありません。先に紹介したレシピの中の砂糖をハチミツ・水あめに置き換えるだけです。

 

ハチミツや水あめは、餡がトロトロのままになるだけではなく、甘みも程よい甘さに抑えることができます。甘過ぎる味付けが苦手は人にも、ハチミツや水あめを使った餡がおすすめですよ。

餡に酢を加える

餡に酢を加えることで、餡が冷えた際に固まるのを防げます。酢を入れると酸っぱくなってしまうのではと心配になる人もいるかもしれませんが、酢はほんの少し入れるだけで大丈夫です。また、餡を作る最初の段階で入れておけば煮詰める際に酸味が飛ぶので、酢の味がしてしまう心配はほとんどありません。

作り方で味も食感も変わる大学芋。親子で好みの味を探してみて

大学芋は栄養があり、家でも簡単に手作りすることができるおやつです。味付けの調味料や餡の作り方によって、味や食感を変えられるのも面白いポイントですね。親子で大学芋を作る際は、ぜひ色々な作り方を試して好みの味を探してみてください。