ポリポリした食感と、さつまいもの素朴な風味が魅力のお菓子である芋けんぴ。スーパーやコンビニでも購入することができますが、家庭でも手軽に作ることができます。手作りの芋けんぴならば、甘さやカロリーが調節できる上に素材にもこだわれるので、子どもの手作りおやつにおすすめですよ。

 

今回は芋けんぴの魅力や作り方を解説します。また、甘くて美味しい芋けんぴですが、カロリーが気になるという人もいるでしょう。そこで、カロリーを控えめにするポイントもご紹介します。

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手作り芋けんぴは子どもにも親にも嬉しいメリットがたくさん！

芋けんぴは子どもから大人まで大好きなおやつです。また、美味しいだけではなく嬉しいメリットもあるので、ぜひおやつに作ってみてくださいね。

栄養が豊富

さつまいもに含まれる主な栄養素は「食物繊維」「ビタミンB1」「カリウム」です。食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、ダイエットにも効果が期待できます。ビタミンB1は糖質からエネルギーを産出したり、皮膚や粘膜の健康維持をしたりするために欠かせません。

 

そして、カリウムは塩分の摂り過ぎを調節する働きがあるので、塩分を摂り過ぎる傾向にある現代人には特に必要な栄養素といえます。このように、さつまいもには育ち盛りの子どもにも、ビタミンやミネラルが不足しがちな大人にも嬉しい栄養素がたくさん含まれています。

作り方はとても簡単

様々な栄養を含むさつまいもは積極的に摂りたい野菜のひとつですが、おやつ作りとなると細かく量を計ったり、色々な材料が必要であったりと手間がかかるイメージがありますよね。ですが、芋けんぴはさつまいもと砂糖さえあれば簡単に作ることができるので、料理が苦手であったり、おやつ作りの時間が取れなかったりする人にもおすすめです。

 

また、手順が簡単なので子どもと一緒に作ることもできますよ。普段忙しくて子どもとゆっくりコミュニケーションが取れていないという人は、子どもと会話を楽しみながら取り組むのもいいですね。

芋けんぴの作り方

芋けんぴの材料と作り方を解説します。

材料・用意するもの

芋けんぴの材料と調理器具は非常にシンプルで、以下のものがあれば作ることができます。

 

• さつまいも（100g程度（Sサイズのさつまいも2/3程度））
• 水（大さじ1）
• 砂糖（大さじ1）
• ハチミツ（大さじ1）

 

作り方

 

1. さつまいもを3mm程度の棒状になるようにカットする
2. あくを取るために水にさらして、キッチンペーパーで水分を拭き取る
3. 均等に皿に散りばめて600wのレンジで4分ほど温める
4. 軽くかき混ぜて再びレンジで3分ほど温める（これでカリカリにならなければ、この工程を数回繰り返す）
5. 水・砂糖・ハチミツを混ぜてフライパンで温め、沸騰したらさつまいもを入れる
6. 中火で1分程度絡めて色が付いたら完成

 

芋けんぴは高カロリー？カロリーの摂り過ぎを防ぐには

簡単に作れて栄養も満点な芋けんぴですが、砂糖やハチミツを使用するので、カロリーが気になる人も多いでしょう。手作りの芋けんぴならば、カロリーを好みで調節することができるので、摂り過ぎの心配もしなくても済みますよ。ここでは、芋けんぴのカロリーの減らし方を解説します。

油を使わない「揚げない芋けんぴ」にする

揚げ菓子である芋けんぴは、油を大量に使うので、高カロリーのイメージがありますよね。そのため、芋けんぴは健康に良いイメージがあっても、カロリーが気になって子どもにも頻繁に与えても良いのかと気になる人もいるでしょう。しかし、芋けんぴは前述したレシピのように、油で揚げないタイプもあります。

 

油を使わないだけでカロリーを抑えることができるので、芋けんぴを作る際は油で揚げないタイプがおすすめです。油を使わない芋けんぴは、カロリーを抑えるだけではなく安全性も高まるので、子どもと一緒でも楽しくお菓子作りが楽しめますよ。

タレに使う砂糖の量を減らす

芋けんぴのカロリーを高めている原因のひとつは「砂糖」です。市販の芋けんぴは多くの砂糖が使われていますが、手作りする際はその砂糖の量を調節してカロリーを抑えることができます。その分甘みが足りなくなるのでは？と思われるかもしれませんが、甘みのあるタイプのさつまいもを使えば、砂糖を多く使わなくても自然の甘みを感じることができますよ。

 

もし、それでも物足りないと感じる場合は、砂糖をハチミツに置き換えましょう。ハチミツは砂糖と同じ甘味ではありますが、血糖値を上げにくいとされているので、脂肪になりにくい特徴があります。

親子で芋けんぴを手作りしておやつ時間を楽しもう！

さつまいもを切って揚げる、あるいはレンジで加熱してタレであえるだけでできる芋けんぴ。ケーキなど細かい軽量や工程が多いお菓子作りが苦手という人にも作りやすいおやつです。

 

揚げない芋けんぴであれば安全に作れるので、小さな子どもたちでも一緒にお菓子作りを楽しむことができますよ。さつまいもには食物繊維やビタミンB1など、親子ともに嬉しい栄養素が多く含まれているので、ぜひお子様と一緒に芋けんぴを手作りして、親子で健康で楽しいおやつ時間を楽しんでくださいね。