さつまいものゆるやかな血糖値上昇はダイエットの味方

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さつまいもは甘いお芋、という印象からかダイエットの際には敬遠されてしまう食材かもしれませんが、実はダイエットの大敵である食後の血糖値上昇を抑える効果がある、太りにくい食材なのです。

そんなダイエットでも活用したいさつまいもの魅力や、なぜダイエットに役立つのかというポイントをご紹介します。

ダイエットの大敵である血糖値の急上昇

そもそも、なぜダイエットをする上で血糖値が上昇することが敬遠されるのでしょうか？

それは、血糖値に関するホルモンであるインスリンの働きに秘密があります。

インスリンは血糖値が上がると膵臓から分泌されるホルモンで、血糖を細胞が取り込みやすくなるようシグナルを出す働きがあり、筋肉に取り込まれれば燃料として使われますが、多くの血糖は肝臓などの臓器にグリコーゲンなどの形で蓄えられることになります。

しばらくご飯が食べられないときに使う予備のエネルギーを作る効果がインスリンにはあるのです。

インスリンが血糖を取り込ませる細胞には他にも脂肪細胞があり、このことからインスリンが分泌されると太ってしまうということが言えるのです。

インスリンの分泌は血糖値が急上昇すればするほど、活発にされるようになります。

そのため、ダイエット時の食事は摂取カロリーと同様に、血糖値の上昇度合いを気にする必要があるのです。

さつまいもがダイエットに向いている理由

さつまいもはほとんどが糖質エネルギーであり、食べると血糖値が上昇しますが、さつまいもは食物繊維が多く、ゆるやかに糖を吸収させる働きがあり、結果として血糖値の上昇はゆるやかになります。

血糖値がゆるやかに上昇すると、インスリンの分泌も穏やかとなり、摂取されたエネルギーが脂肪細胞へと取り込まれる割合を減らすことが出来るのです。

また、さつまいもはたくさんの糖質を含んでいるため、カロリーは決して低いとは言えませんが、以上の効果によって単純な砂糖を使ったお菓子よりは同じカロリーでも太りにくい食材であると言えるでしょう。

ダイエットをしていると襲ってくる食事の飽きや、甘味が欲しいという衝動を乗り切るためには、お菓子ではなくさつまいもを食べることで効果的に食事制限を続けることが出来るでしょう。

ダイエットの食生活に上手にさつまいもを取り入れ、ストレスなく続けられるダイエットを目指しましょう。

さつまいもがダイエットに良い他の理由

さつまいもはたくさんの糖質を含んでいる食品ですが、他には食物繊維や酵素などのダイエットを支える成分が含まれています。

食物繊維は腸内細菌のエサとなる成分で、腸管の働きを活発にして排便を促すことが出来ます。

便秘はダイエットの効果を減弱するのですが、食事制限を行っていると食物繊維や水分の摂取量が落ち、ついつい便秘になってしまいます。

さつまいもはこの便秘予防にも大変効果的な食材なのです。

また、酵素などの有効成分は食物繊維と同時に腸内環境を整え、ダイエット効果を後押しするだけでなく、ダイエット中には気になってしまう肌荒れを防ぎ、肌つやを保ってくれる働きがあります。

さつまいもは、健康的に美しくダイエットを継続するのに大変有用な食材です。

有効だからと食べ過ぎてしまうのはダイエットをする上では考えものですが、適量のさつまいもを上手に食生活に取り込むことが出来るといいでしょう。

その際、余計な糖質を取らないよう、ふかしたり茹でるというシンプルな調理法をするとなお良いと言えます。

さつまいもを組み合わせて美しくダイエット

さつまいもは食物繊維や酵素などのダイエットに有効な成分を含み、健康的に美しくダイエットするのに是非食べておきたい食材です。

ゆるやかに血糖値を上昇させられる甘味という点も、カロリー制限しながらも甘いものが食べたくなった場合に嬉しいところです。

上手に食生活にさつまいもを取り入れ、健康的なボディメイクを目指しましょう。